ウロボロス第一話感想

さあ!遂に「ウロボロス」祭りが始まりましたよー!
ガンガンネタバレの感想書きますよー!




いやー、面白かった!
1話は原作で起きた2つの事件を1つにまとめてたけど、そこまで無理矢理すぎない流れになってた。
脚本が古家さんだから安心はしてたけど、さすがです!
原作の沢渡のキャラが好きだったから、沢渡の良い人エピソードをもっとやってほしかったのはあったけど、ゆきなちゃんをラストに持ってくるからそこまでやると詰め込みすぎになっただろうしね。
演出上手かったなぁ。
光と影の使い方が秀逸。
あと、まほろばのシーンで出てくる木は、2匹の龍に見えるようにわざと撮ってるのかな?


斗真、演技が凄くナチュラルになってた!
良かったよ!
斗真は割ときちんと演技プラン考えてる分、たまに「考えて演技してます」感が出てる時があるんだけど(「軍師官兵衛」でも前半にそれを感じた部分があったけど)今回はそれを感じなかった!
イクオは原作のキャラクターが可愛らしい(表はね)から斗真さんがやったら絶対萌えられると思ったけど、やはり!←
表イクオも裏イクオも、更に繊細なイクオも、全て好きになりました。
アクションも、相変わらずキレッキレ!
岡田先輩と同じ壁伝っていくやつ(名称が分からない)やってたし!
(あ、岡田先輩、日本アカデミー賞ノミネートおめでとうございます!)
もっと見たいです、アクション!


旬くんの竜哉は、漫画以上にSっぷりが増してる気が(笑)
「ばーか」
「嘘に決まってんだろ」
てか、TwitterでもSっ気出しすぎでしょ!(笑)
ただ、「へこむな」は可愛かった(笑)
何だろう、たっちゃんカッコイイのに、たっちゃんのこと語ろうとすると「(笑)」がついてしまう(笑)
これから変装大好きたっちゃんが出てくるのが楽しみで楽しみでしょうがない(笑)


樹里ちゃんの美月ちゃん、良かったなぁ!
漫画のビジュアルとは違うけど、美月ちゃん根本の真面目さがとても良く出てた!
イクオとのコンビも凄くしっくり来たし、これは良いよ!
口を濯いだり歯みがき粉大量につけて歯磨きする場面が面白かった(笑)


本当にどのキャストさんも凄くハマってて、ピッタリ!
原作と多少違っても、オリジナルキャラでも、原作の世界観を壊しすぎない程度なので、違和感はありませんでした。
ゲスト出演の皆さんも素晴らしかったです!
個人的に、広末さんの結子先生がとっても魅力的で、素敵すぎる!
そりゃあ2匹の龍に大事にされますね。


1つだけ「うーん」だったのが、「イクオ、もっと沢渡をしっかり庇いなさい!」。
殺したのイクオなんだから、沢渡が犯人扱いされた時、もうちょっと沢渡守ろうよ!
まあ、どっちみち沢渡が狙われてたのは変わらないわけだけどさぁ。



しかし、このドラマで扱ってるテーマって、なかなか難しいよね。
私は被害者の経験はないのだけれど、本当に大切な人を殺されて、でも犯人は生きていて、そこで被害者の本音にはゆきなちゃんやイクオ達のような思いがあるのかもしれない。
イクオと竜哉は自分達でそういう犯人達に復讐する道を選んだわけだけど、それが本当に良いのか、それで報われるのか、というのもあるわけで。
ゆきなちゃんがイクオに犯人をやっつけたと聞かされてバスの中で泣いてたけど、あの涙はどういう意味があったんだろうなぁ、ゆきなちゃんは大きくなってからもその事に納得いくのかなぁと、何だか考えさせられてしまいました。
このドラマの感じだと、単純な話として終わらせることはないと思うので、今後の展開が気になります。



あ、あと!
嵐の主題歌、良いじゃないですか!
特に、ラストにまほろばのシーンと合わせて流れたのが、凄くマッチしてました!
これは歌番組も楽しみだな!