田口の決断について

あーーーー、もうビックリし過ぎてなぁーーーー。


ベストアーティストの生放送でまさかの田口が来春KAT-TUN脱退&事務所退所発表。
いや……うん、色んな想いが渦巻いてます。


ただね。


理由が色々推測されてるけど、お願いだから「田口にとってKAT-TUNはどうでも良かったの?」みたいなことを言うのはやめてほしいなぁと。
「どうでも良かった」なら、もうとっくに辞めてるよ。


私は田口と同い年。
田口がKAT-TUNと事務所を抜ける決断をした本当の理由は分からない。
ただ、私と同い年の男性陣を見ていても、これぐらいの年齢になって色々と新しい決断をしていく人は結構いる。
田口も、色んな想いがある中で、その決断をした1人なんじゃないかな。


ジャニーズのファンってね、どこか「グループやファンのために生きてて欲しい」みたいな願望があると思うんですよ。
それが悪いとは思わないし、その気持ちに応えてグループが有り続けてくれることで私達は夢を貰ってる。
(20周年のV6さんが良い例)
でもね、そのために私はジャニーズのタレントさんが「1人の人間としての生き方」を放棄したり我慢したりしなきゃいけなくなるのは、違うと思ってるんです。
そりゃあアイドルだから、私生活を犠牲にしなきゃいけないことは沢山あると思う。
全く気を遣わないのもどうかと思う。
でもさ、私は1人の人間としても充実して生きててほしいって思っちゃうんですよね。
それは、自分が結婚や出産ができたからそう思うのかもしれない。
人間は生き方を変えたくなる時があると身を持って知ったからかもしれない。
私が「大好きだったユニットが事実上無くなってしまった哀しみ」と、「でもその後に自分たちの道を歩むタレントさんたちの強さ」を知ったからかもしれない。


田口は、多分軽い気持ちでこの決断をしたんじゃないと思う。
ユニットの人間が抜けること、事務所からいなくなってしまうことの大変さを知ってる上で、この決断をしたんじゃないかなと思う。


私はKAT-TUN担当じゃありません。
担当である斗真さんに比べたら、持ってる知識も思い入れも少ないです。
でも、KAT-TUNは結成時から…メンバー自体は結成前から知ってます。
田口は私がKAT-TUNで一番好きなメンバーでした。
だからこそ、田口の決断を応援してあげたいという気持ちがあります。
3人になったKAT-TUNを見るのが怖いというのも分かります。(私も実際5人、4人になってからあまりきちんと見られてません。)
そもそも、3人でも活動できるものなのか、その点の不安もすごく大きいです。
KAT-TUNが無くなってしまうかもしれない怖さ」も、私も同じ経験をして、更に事実上無くなってしまったから、分かります。
でもね、それでも1人の人間としての生き方・選択を尊重してあげたい。
「ソリオ」のCMが少し前からKAT-TUNTOKIOに変更になったあたりからも、多分田口は事務所へ前々から意向を伝えてたんだと思うし。
時間をかけて、この決断に至ったことをまずは受けとめたいなと思うんです。


田口、来春まで頑張れ。
KAT-TUNは、これからどんな選択をしても、私は他担ですがこれまで通りに遠くから見届けさせていただきます。


他担が余計な口出ししてごめんなさい。
私自身の気持ちを整理したかったので、書かせていただきました。

今年の紅白の初出場組を予想してみる。

いつもは特別予想することはないのですが、今年は私の気になる人たちが候補に入っているのでは……と思い、発表前に今回は予想してみようと考えてみました。

ちなみに、あくまでも個人的な予想ですので、悪しからず。
大外れしてたら笑ってやってください。


◎初出場大本命

ゲスの極み乙女
これは今年のCMなどのタイアップの多さからいって確実ではないかと。
去年のセカオワみたいな感じですかね。

乃木坂46
毎年48グループから1グループずつ追加されているので、今度はライバルグループに派生すると予想。
NHKへの貢献度も高いし、CD売り上げの多さからも文句ないかと。

・μ's(ラブライブ)
ここ最近のNHKの番組での推し具合から「もしかしたら…」と思っていたのですが、来年からEテレで「ラブライブ」のアニメ放映が決定したとのことなので、一気に大本命へ。
番宣も兼ねての出演が濃厚かな。
実は今年の初出場の有無が気になる歌手の1組。
去年の「妖怪ウォッチ」のように「別枠出演」の可能性もありますが、何らかの形で携わるでしょう。
映画もロングラン、CD売り上げも文句なし、NHKで放送決定ときたら、むしろ今年出さないでいつ出すの?とも思うし。
ラブライブサンシャイン」の新しいグループもCDデビューするので、μ'sさんとしては今年が絶好のタイミングだと思われます。

個人的に、「てれび戦士」好きとしては、昨年のDream5ことりちゃんに続き、紅白にてれび戦士(凛ちゃん担当の飯田里穂ちゃん)が出てほしいという願望もあります。



○出そうかも!?

星野源サマ
μ'sと同じく、個人的に凄く出てほしいという願望が一番の理由(笑)
けど、「LIFE」のレギュラーでNHKに貢献してるし、「SUN」の売り上げも上々、アルバムも注目されてるし、音楽フェスではトリも務めてる。
更に、紅白にジャニーズ並みに歌手を送り込むアミューズが音楽面でバックについたのも大きい。
源サマにくっついてイカ大王様もいつもより出番ができるかもしれないし、NHKとしてもオイシイ!?
「SONGS」で特集もされるあたり、期待できるのかなと勝手に思っております。
そういえば、裏トークチャンネルは、「SUN」のモデルになった日村さんがいるバナナマンが今年も担当だろうし、ほらね、源サマにとって追い風じゃん!
私が大好きだから過大評価してるだけなら、すみません(笑)

・GENERATIONS
EXILE一座の人気から、今年は彼らが初出場も有り得るかも……と思いまして。
EXILEとの兼任メンバーもいるし。


△出るかなどうかな?

・chayさん
「あなたに恋をしてみました」のヒットから。

家入レオさん
君がくれた夏」のヒットから。

大原櫻子さん
CMソングのタイアップが多かったし、「Rの法則」でもティーンからの好感度が高そうなのが伺えたので、もしかしたら有りかなと。


BABY METAL
海外でも人気があるので、もしかしたらそろそろ呼ばれるかも?




ネットではエビ中とかの声もあって、確かにNHKへの貢献度あるけど、紅白はどうかなー?と思ったので、外しました。
(「Mステ」スペシャルはきっと出ると思う。あいあいのトーク聞くの楽しみ 笑)
一応音楽配信サイトとかも見ながらの予想だけど、個人的な本命のμ'sさんと源サマ以外は浅い知識しかないので、表面的な印象で書いてる部分が多いです。
もしファンの方が読まれて不快に思われたらすみません。

事務所とかレコード会社とか、代わりに外れる人がいるかどうかとか一切考えずに書いたので、当たってる自信は……大本命以外はちょっとしかないです。。。
まあ、個人的なお遊びなので。
司会も気になるけど、出場歌手の発表も楽しみです。


【追記】
もう1回音楽配信サイトのランキング見てたら、西内まりやちゃんやMAN WITH A MISSIONも有り得そうだなぁと思えてきた。

【追々記】
秦基博さん。
ひまわりの約束」のヒットが去年だったから今年はどうかなー?と思ってたんだけど、売り上げ見て「あ、やっぱりある…?」と。
考えたら、Perfumeちゃんたちの初出場も、「ポリリズム」発売した2007年じゃなくて、2008年だったし。
それに秦さん、最近「みんなのうた」で歌ってて、NHKへの貢献もある。
有り得るかもしれない。

【更に追記】
追記ばっかりやな(苦笑)
個人的大本命のμ'sさんですが、メンバーの南條愛乃さんが所属する音楽ユニット(?)がカウントダウンライブをする予定とのこと。
ただ、場所が神奈川だそうなので、ライブの開始時間とμ'sの出演時間によっては出場可能かな?
Hey!Say!JUMPみたいに大阪とかだと難しいだろうけど……。

ジャニーズ事務所が「ソロ独立組」を増やしてくれた件

ちょっと前のエントリーで、「何で風間くんたちがまだJr.扱いやねん(`へ´*)ノ」と散々文句を書いておりました。


そしたら先日、突然のジャニーズウェブリニューアル、そして「風間俊介」「長谷川純」「屋良朝幸」「佐野瑞樹」単独カテゴリーの設置!!!!


4人の「Jr.卒業」来たーーーーーー!!!!!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/


いや、もうこの前散々文句言ったけど、遅いよ事務所!!!!
佐野くんのファンの皆さんなんて一体どれぐらい待たれたことか……。
でも、本当に独立させてくれてありがとう事務所!
こういう道を認めてくれてありがとう事務所!
でも遅すぎるくらいだよ事務所!(結局文句)


ところで、東新氏はもしかしてもう事務所を退所してしまったのかしら……?
もしくはまだJr.扱い?
彼だけ名前が無かったので、どうしているのか気になっています。

生田斗真くん、31歳おめでとう!

お誕生日おめでとうございます!

毎年毎年、思うことは同じです。
長く活躍する姿を見せてくれてありがとう。
素敵な作品に出てくれてありがとう。
元気でいてくれてありがとう。
これからも健康第一で。
素敵な人や作品に出会えますように。
充実した日々を送れますように。


さて、30歳の斗真さんを振り返り。
まずは、実際にやったのは29歳の時だけど、放送や公開は30歳になってからだった「薬師寺音舞台」と「デビクロ」。

私、音舞台の感想書くのすっかり忘れてたことに最近気づきました(爆)
いやぁ、あれは良かった!
舞台仕様のメイクと演技にワクワク。
やっぱり私は舞台仕様の斗真さんが特に好きなんだなと再認識。
斗真さんも、途中アドリブらしきものを入れながら「流れ星」としてナビゲーターを務めていましたね。
てか、「流れ星」って言われても何の違和感もない斗真さんのビジュアル力すげえわ。
「音舞台」なのにだいぶ斗真さんフューチャーな感じでいいのかしらと思いつつも、斗真さんファンには非常においしい番組でした。
歌手や演奏者の皆さんも素晴らしかったし……まさかここで生歌「ハナミズキ」が聴けるとは……やはり良かった(*^^*)

「デビクロ」は感想書いてるので割愛。
やっぱ初日舞台挨拶全国生中継はいいよね……。
あの、「グラスホッパー」もできたら涼介さんの力で……ゲホゲホ。

で、30歳になってからのお仕事となった「ウロボロス」。
生田斗真を語る上で欠かせない作品になったと個人的には思っています。
もうブログで散々語り尽くしたけど(笑)、本当に良いお仕事だった。
あと、関連番組もね。
「アブナイ夜会」で嵐が結成された時の素直な気持ちを吐露してくれたのが良かったし、小栗丸との普段の飲みの様子が見られたのも面白かったです。
「王様のブランチ」で、韓国でのお買い物だったのに人へのお土産ばっかり買ってたところにも人柄が出てて良かった。
そういえば、「ブランチ」やら「ウラバラス」やらでいかに姪っ子ちゃんを溺愛しているかが明らかにもなりましたね(笑)


それから、「予告犯」。
やたら公開前イベントが凝ってたな(笑)
道頓堀に現れたり、男子だけでカレー作ったり。
映画本編はこれも感想書いたので割愛しますが、意外性があって面白かったね。
あと、宣伝で出た番組もなかなかおいしいものが多かった印象。
「しゃべくり」のたくみお姉さん大好き発言とか、MOROHAさんの紹介とか。
「行列」の柴田恭兵さんとのエピソードとか。
「アブナイ夜会」での亮平くんとのコンビも、「ゴチ」での岳くんとのコンビも面白かったし。
あとは「モニタリング」でベッキー……じゃなくて別木さんを捕まえた時のあのかっこよさが尋常じゃなくて萌えた。←
ああいうシーンのある作品やりましょう!!

CMも「バスロマン」、「澄みわたる」シリーズ、「アリエール」とどれもおいしい作品ばかり。
「有り得ない?いや、アリエールでしょ!」はだいぶ浸透してきた感じ。
契約期間も割とどれも長いと思うし、本当に良かったよね。

そういえば、長いこと良くしてくださってるワニブックスさんの「+act.mini」で連載してた「紅い髪のエイリアン」が終了だそうで、それは残念。
あの、ワニブックスさん、良かったらですが、「生きた言葉」から全部まとめて本を出しませんか!?
来年は斗真さん芸能生活20周年だし!タイミングもちょうど良いですよ!
撮り下ろしインタビューとか加えちゃって……ほら、最近やたらラブコールをくれてる山下P様とか対談相手にしてですね(笑)
ワニブックスさんとジャニーズさんに企画書作ってプレゼンしに行きたいわ!!!

そんなこんなで、斗真ファンも楽しかった斗真さん30歳の1年。
31歳の1年も、早速「グラスホッパー」が公開されるし、「秘密」もあるし、これ以外にもお仕事来るんじゃないかと勝手に楽しみにしています。
さっきも書いたけど、斗真さん芸能生活20周年も迎えるし!
楽しい1年になりますように☆

最近のジャニーズ関連で斗真さんと絡めて気になることをつらつらと

お久しぶりの更新です。
斗真部屋の斗真よりも更新が滞った私。
人のことは言えません。


斗真さんハピバがやってくる10月を前に、今のうちに最近気になったジャニーズ関連に関する自分の気持ちを書き留めておきたいなと思って参じました。
多分長くなると思います。



では早速。


●恋愛・結婚報道に関して斗真ファンは他のジャニーズファンと何かが違う件。

国分太一くん、ご結婚本当におめでとうございます!
太一くんが幸せな結婚をしてくれて本当に嬉しいです。
ビビット」で松兄のコメントに泣いてる姿を見て、ただただ本当に良かったなぁと。
同時に過去の手術について告白した件には驚いたけど、テレビで全くそんな素振りを見せなかったのが凄いな。
そして、体のことがあったからこそ、最近の多忙ぶりが示すように、働けるうちにどんなお仕事でもやっていこうって頑張っていたのかなと思いました。
色んなお仕事をする分、どうしても色々と言われてしまうことが多いと思うんだけど、私は太一くんの仕事ぶりが好きです。
これからも、奥様の力を借りながら、末長く活躍してくださることを願っています。


で。
結構太一くんの結婚で一瞬落ち込んだというファンの方がいらっしゃって、驚きました。
私の中では、そうしたことは割りきって応援してる人が多いのかなという印象が勝手にあったので。
Vさんのファンの方でも、「そうなったら落ち込むよねー」って理解を示してる方が結構いらっしゃって、「ああ、そういうのが普通(?)の反応なのかなー」と……。
ここ数ヶ月、色んなジャニーズさんに関しての熱愛報道があったけど、確かに大抵皆さんそういう反応でしたよねー。



一部の斗真ファンを除いて。



斗真さんの熱愛報道が出た時の、少なくとも私が知る限りの斗真さんファンの反応。

・「え!ショック!」
→かなりジャニーズファンとしては一般的な反応ながら、実際にその方のプロフを見てみるとどうもジャニーズファンとかディープな斗真さんファンでは無さげ?

・「え!写真撮られたの!?私服は!?白Vネック!?」
→「予告犯」の番宣などで得た「プライベートで白Vネックシャツ20枚持ってる」ネタがまさかのここで発揮される(笑)ちなみに白Uネックだった。

・「え!菜々ちゃんいけるんだったら若い子でもいいってこと!?やった!」
→菜々ちゃんと同世代と思われる女性ファンの方のご意見(笑)

・「ちょ、週刊誌ペアルックとか言ってるけどこれペアルックって言えるん!?」
→確かに2人ともコーディネート似てたけど、ペアルックなのかどうなのか微妙な路線だったために出たライターさんへの不満(笑)


何だろう、記事本編とは違うところに不満が行ってるし、明らかに記事本編にはそこまで注目してないよね、斗真ファンさん(笑)

ちなみに、私個人は旦那から「生田斗真に熱愛報道出たってよ」と言われて知って、「え!誰!?」と聞いたら菜々ちゃんだと言われ「おお〜〜!!\(^o^)/」という感じでした。
ねえ、私ってジャニオタだよね?(苦笑)

何だろう、この一部の斗真ファンと多くのジャニーズタレントさんファンの温度差は。
あ、多分風ポンファンさんもどっちかと言えば斗真ファン側なのではないかと勝手に思ってるんだけど(笑)
「熱愛」だから余裕があるだけで、「結婚」ってなるとやっぱり落ち込む人が増えるのかなぁ……。
いや、でも熱愛でもめちゃめちゃへこむ人たちもいるよね!?
何が違うんだろう……。
今回に関しては、相手が菜々ちゃんだったのが穏やかに済んだ一因かなとは思う。
ウロボロス」の菜々ちゃん素晴らしかったし、斗真さんファンって基本的に「斗真さんが共演者大事にするから私たちにとっても大事」みたいなタイプの方が多い印象があるんです。
だから菜々ちゃんも大事な共演者の1人、その人と(本当に熱愛かどうかは分からないけど)仲良くしてるのは良いことなんじゃない?みたいな。
少なくとも私はそう思いました。
そう思わせてくれるような良い仕事っぷりをしてくれた菜々ちゃんが素晴らしいんだと思う。

あとは、「俳優」か「アイドル」かってとこも違うのかなぁ……。
「アイドル」って、本当に本人のキャラクターが売りだから、その本人に対する思い入れが深く深くなっていくけど、「俳優」だと役に入ってる時はその役として思い入れを持つから、本人にだけ深く深く…となるわけではないんだよね。
勿論、斗真さん本人も大好きだから長いことファンをしているわけなのだけど。

それから、一般的に目に触れる機会が少なかった時期があったこととか……。
あとは、歌やダンスをしない道に進んで一般的ジャニーズとは違う路線になったけど、結果的に「ついていきたい!」と思うような仕事ぶりだったので、ジャニーズらしくなくても受け入れられる耐性がついたというか信頼ができたというか。
そうしたことを理由として考えていました。
でもアイドルやってるデビュー組さんでも決して当てはまらない条件ばかりではないよねー。
結局こんなに字数使って書いたのに、結論分かんないよっていうね(爆)
もうただの乱文です。
すみません。


●「斗真みたいに役者に行く道もあるし」

確かヒナ・マルの「レコメン」か何かに関西Jr.が出た時に、今後の進路について話しててこういうコメントがヒナちゃんから出たみたいです。
それについて色々と関西Jr.ファンの子たちが思いを述べてるのをチラチラ見かけまして。
色々と思うところがありました。

・「斗真みたいに役者に行く道もある」というアドバイスは、斗真さんにとってはある意味誉め言葉ではないかと私は思います。
斗真さん自身も、そういう後輩が出てくることに関して前向きな発言をしていたし。
あと、斗真さんがデビュー組と同等の扱いになった頃に、ネットで「CDデビューしてないのにデビュー組扱いなんて軽々しくしない方が良い」というごく一部のデビュー組ファンの意見を読んで「こんちくしょー(`へ´*)」と思ったものですが(苦笑)
もうそういうものを通り越して、「ジャニーズの1つの在り方」として認められてるということだと思うのです。

ただ

・「斗真みたいな道」に行くということは、自分の中で「デビュー組に入れなかった落ちこぼれ」と認める必要が出てくる。
これって、結構本気でデビュー目指してた人には辛いんじゃないかと。
斗真さんたちの場合は状況的にも「少クラ」降板とか舞台に連続出演とか「演技方面に行きな」っていう事務所からの意志がはっきり出ていたと思うので、時間はかかっても覚悟はできたのかもしれない。
でも、例えば関西Jr.だったら文一くんくらいジャニーズ外でのお仕事をこなしてたらいいけど、そうでない子たちが覚悟を決めるって大変なことではないかと思うのですよね……。
あとは、ファンも「歌やダンスを定期的に見られる」機会を手放さなきゃいけない。
これは斗真さんのファンでもやっぱり辛かったし、特に歌やダンスからファンになったって人にとっては受け入れるのが大変なんじゃないかなと思います。

あとは

・ジャニーズ俳優路線に行った場合、CDデビュー組に比べて事務所としての扱いが良くない。
これは結構問題ではないかと。
私は風ポンも佐野くんもハセジュンも東新くんも屋良っちも、いい加減Jr.扱いするのやめてよと事務所に言いたい。
特に風ポン!
ピンのレギュラー番組持ってて、ドラマも「年に何本やってます?」ってくらい出てて、舞台もやって映画もやってしかも今度主役だぜ主役!
それなのに何でJr.やねん!!
いい加減にデビュー組と同等扱いにせえや!!
と、関西出身ではないのに関西弁風に捲し立てたくなります事務所に(爆)
ここをね、事務所がもっときちんと独立したタレントさんとして認めることが大事だと思うの。
だって実績から言ってJr.扱いはおかしいもん!
いつまでもそうやってグダグダJr.扱い続けても、もしそっちの路線を考える子が出てきても、割りきって踏み入れられない原因の1つになるんじゃないの?

ラジオに出てた関西Jr.くんたちがどういう進路を選択するかは分からないけど、もし斗真さんと同じ方向に来たいという子がいたら、私は応援します。



●山下P様が「斗真とバンドやりたい」と言った件

P様のラジオでおっしゃったそうな。
P様、その前にも雑誌で一緒にお仕事したいジャニーズさんに斗真さんの名前を挙げてたそうで。
やまとま好きとしては嬉しいです。
ありがとう。
相変わらず斗真さん大好きなんやね(笑)


ただ、最近自分の中で気持ちが変化してると感じるところがあって。


ちょっと前に、ツイッターで涼介くんのファンの子が、P様のソロコンで斗真さんがサプライズ登場して「欲望のレイン」歌った時の動画を紹介して、「涼介は斗真くん目指そう!」って書いてくださってたやつがあって。
すっごい数のリツイートされててビックリしたんだけども。
まあ「テレビ番組を勝手にアップロードして大丈夫かな」とか著作権の心配しつつ(汗)、でも「斗真くんが踊ってるとこ初めて見たけどかっこいい!」みたいに言ってくれてるお姉さんたちがいたのは素直に嬉しくて。
ただ、こういう評価って、「今、俳優としてやってるから高く評価してくれるのかな」と思う部分があるわけです。
もしデビュー組に入っていたら、歌も、ダンスも、演技も、今のような評価を受けていたのかな?と。
今は、ジャニーズだけど「俳優」というイメージが強いし、そのお陰で「ジャニーズは苦手だけど斗真くんは好きだし作品も見る」と言ってくださる方がいる。
歌やダンスは、ジャニーズなのに俳優になったということから「下手なのでは」という先入観を持たれやすくて、だからこそ実際に見聞きした時の「え!?上手いよね!?」と反動的な評価が聞かれるのかなと思うのです。
もし、デビュー組に入っていたら、歌って踊るのが当たり前だったら、「ジャニーズ」という肩書きの強さから今受けてる評価と同じものが得られたのかな?
もしかすると、「俳優組」になったからこそ受けている恩恵もあるんじゃないのかな?と。


で、P様の斗真とバンドしたい話に戻るんだけど、もし本当に実現すると、結構斗真さんにとっては賭けになるんじゃないかな、と思うんです。
まあ、やりたかったら迷わずやってくれるんだろうし、それはそれで我々も嬉しいからOKなのですが(笑)


それと、もう1つ気になるのが、斗真さん自身が「音楽活動をしたい」と思っているのか。
たまーに源サマか誰かにギター習ってるみたいな話出てくるけど「弾けた」って話は出てこないよね(笑)
斗真さん自身は、「上手くない」と自分では言いつつも、割と歌もダンスも好きだと思うんです。
でも、今から、何かの役としてではなくて、「生田斗真」として「音楽活動」をする気はあるんだろうか?
テレビではこの辺に関しては謙遜するようなことばかり言うから、本音の部分が分かりにくいなあと思うのです。
もう割りきってるのか、やっぱりやってみたい思いはあるのか。


そして、私自身ですが、勿論音楽活動やってくれたら嬉しくて飛びつくのは確実だと思ってます(笑)
でも、「しなくていいよ」と思って割り切ってる部分の割合が年々増えてきている気がします。
それは、先に書いた「俳優という肩書きによる恩恵」のこともあるし、斗真さん自身の「俳優」としてのお仕事ぶり自体がどんどん好きになっていってるというのもあるから。
歌もダンスもまた見たいけど、個人的にはどちらかというと「生田斗真」としてではなくて、「遅咲き〜」の時みたいに「あくまでも役として」やってほしいな、というのが現状の本音です。
そしたら、俳優としての斗真さんも歌とかダンスとかやってる斗真さんも、両方楽しめるじゃん!\(^o^)/と。


前なら「P様よく言った!実現しちゃえしちゃえー!」って手放しに言ってたと思うけど、自分の中で経過と共に少しずつ変わってきてるんだなぁ、という意識を実感して、自分でもちょっと驚いたのでした。

映画「予告犯」感想

1ヶ月前に観たにも関わらず、色々と自分の中で咀嚼する部分があって、どう感想をまとめようかずーっと迷ってました。
が、いい加減書かないと記憶がだんだん曖昧になってきちゃうと思ったので、とにかく思ったままに書いていこうと思います。


感想本編に入る前に、「ラブライブ」って人気凄いのね。(唐突)
いや、私もゲームやってるので一応ラブライバーなのですが。
てれび戦士飯田里穂ちゃんが声優さんを務めていると知ったのがきっかけで「ラブライブ」の世界に片足突っ込んでみたんだけど、歌や声優さんたちのパフォーマンスが良くて、キャラクターも可愛いし、世界観も共感できるし、個人的にも好きなんですよ。
ただ、「予告犯」のために映画館に行った日が「ラブライブ」公開されてすぐの頃で、世間の「ラブライブ人気」を目の当たりにしました。
映画館に高校生が多い!
グッズめっちゃ出てる上に半分以上が品切れ中!
ひえ〜〜〜〜!!
独身の頃の私なら、迷わず「予告犯」→「ラブライブ」のはしごコースに変更したけど、お金も時間もそんなにないので断念。
ついでにラブライブポップコーンも欲しかったけど、さすがにあれを持って「予告犯」のシアターに入る勇気は無かった。。。
あ、でも、高校生らしきお客さんたちの中に、「予告犯」のシアターへと入っていってくれた子も結構いて、嬉しかったなぁ。
しかも「土竜の唄」の時みたいに男の子が入ってくれてたのが尚更嬉しかった。


私が行った映画館だけなのかは分からないですが、「予告犯」のシアター入り口に「グラスホッパー」のポスターが置いてありました!
フライヤーに出てた鈴木先生(斗真の役を勝手にこう呼んでる)が雑踏を歩いてる写真ではなくて、雑踏を上から撮った写真のポスター。
まだ波瑠さんとか追加キャストさん発表前で主役3人の名前しかなかったから、暫定版のポスターだったのだと思う。
これだけでもテンション上がったのに、上映前の予告編でも「グラスホッパー」が!
グラスホッパー」公式サイトにアップされてた、最後にちょこっと鈴木先生が何かに追われてる姿が映された予告編でしたが、もうそれだけで本編前からテンションアップ!
グラスホッパー」も松竹だったんですね。
松竹さん、今年1年お世話になります。



という訳で、前置き長くなりましたが、本編感想へ。
思いきりネタバレで書いております。





☆☆☆☆☆☆☆





私、「予告犯」は自分の直感で原作を読まずに拝見しました。
テレビCMなどで「泣ける」と煽られると泣けないというひねくれ者なので(爆)、泣かなかったけれど、斗真が言ってた「入り口こっちだったのに出口こっち!?」の意味は凄く分かりました。


意外だったところをつらつらと。
もっとシンブンシの予告が中心的にフィーチャーされて話が進むのかなと思っていたのだけど、シンブンシのメンバーのキャラクターを中心に置いてたのがまず意外。
シンブンシのメンバーたちは、やってることはなかなか過激なのに、実はやってる最中も案外挙動不審(弁護士の振りだとか、トラック止めるところとか)という人間っぽさのギャップが良かった。
「社会生活では上手くいかなかったけど犯罪なら上手く生きられた」感じなのかと思いきや、案外そうでもなくて(いや、それでも人殺してるのであれだけど)、意外と不器用にやってて安心したところがあります。
ついでに、吉野さんもキャラクターとしてもっと深いところまで知りたかった。
彼女はシンブンシメンバーや窪田くん演じたネットカフェの店員さんに「頑張れるだけ幸せ」と言われていたけれど、彼女も理不尽な目に遇いながら何故頑張れたのか。
ゲイツの長い追跡劇から分かるように、吉野は「やる」と決めたことに対してとにかくどこまでも突き進めるだけのバイタリティーを持っていたからこそ、田中圭くん演じた公安にいる同級生から「友達いなかったよな」と言われようが自分の信念を貫けたのだろうけれど。
もしかするとドラマ版で描かれた部分があったのかもしれないけど、なんせWOWOW見られないんで、知りたかったなぁ。
もう1つ意外だったのは、ゲイツの目的と最期の迎え方かな。
ヒョロが重要な人物だというのは「VS嵐」などでも言われていたので、シンブンシになるきっかけにヒョロが大きく関わっていることは察しがついてたけど、シンブンシの活動自体が「ヒョロのお父さんを捜すため」だったとは。
ヒョロのお父さんを捜すためには、「人捜しでここに勝るところは無い」という風に劇中で言われていた「公安」を動かすのが一番良い。
「公安」を動かすには、国政に関わる政治家を巻き込むのが良い。
政治家を巻き込んで「公安」が動くくらいの騒ぎにするには、まず世間的に騒ぎを大きくするのが良い。
世間的に騒ぎを大きくするために、インパクトが必要だから、シンブンシを被ってネット中継で予告や処刑をするのが良い……という、理系人間・ゲイツの逆説的発想からの犯行だった。
ターゲットをどうやって実際に見つけてたのかとか細かいところに突っ込みたくなるけど、まあそれは映画だから。(無理矢理)
あと、最期の迎え方なんだけど、浜辺のシーンで「あ、もしかしてノビタは生かす方向性なのかな?」という気はしていたんです。
でも、まさかゲイツ以外全員を生かすとは。
しかも、自分だけが死ぬことで、残された動画から「ゲイツが全てを仕組み、カンサイたちを脅して無理矢理巻き込んでいた黒幕」という設定にまで仕立てあげたことに驚き。
そこまで計算してたのか。
最後の最後に、あの脅し動画も実はメタボの誕生日祝いサプライズの一環だったと分かって見る側を安堵させたわけだけれども。
最期に吉野さんが来てくれることまでしっかり計算済みで、ヒョロと他のシンブンシメンバーのことを託すあたりがねぇ……。
シンブンシメンバーも、それを察して事情聴取でも最後までゲイツの計画を貫いてたのが切なかった。
メタボがゲイツのことをけちょんけちょんに言いながら泣いてたシーンは凄く良かったです。


ゲイツは、あんなに最期まで計算して先を読む力があったのに、何故生きる方向性でそれが生かされなかったのか、本当に悔やまれる。
彼も別に頑張れない人では無かったのにねぇ。
派遣から正社員になるべく働いていたし。
(そう言えば、「遅咲きのヒマワリ」でも正社員目前で派遣切られてたよね)
滝藤さん演じる社長や会社の雰囲気が良くなかったのもあるし(大人がLINE使って陰口叩くって。しかもターゲット次々に変えて仕事から外していくって。どんないじめやねん)、ゲイツも「分からないことが聞けない」という弱点はあったわけだけれども。
なんかね、ここがすごくモヤモヤしたところで。
私も「分からないことが聞けない」性格で、実際それでアルバイトで失敗したことがあって、職場にも馴染めなかったし。
今ならそれが良くないって分かるから、意識して聞くようにしなきゃと思えたり、失敗した時も「あの段階でちゃんと確認しなきゃいけなかった」って振り返ったりすることができるんだよね。
ゲイツは親に頼れなかった過去があるから、きっと何でも「自分でやっていかなきゃ」って思いが強かったはず。
だからこそその弱点が生まれてきてしまったのだと思うんだけど、そう思いながら生きてきたものを変えるって案外難しいことなんだよね。
私も学生の時に周りから「アイツ何でも親にチクる」みたいに陰で言われてるのを知って、「あ、私すぐ親に頼ってるって勘違いされる人間なんだ」と思って、親とかにとにかく頼らないようにしなきゃと思ってた。
実際は親が忙しいし妹が自己主張が強いタイプで親と衝突することが多かったから、自分から親に自己主張するのは元々あんまりしてなかったし、チクってもいなかったんだけど。
それで大人になってから、アルバイトの失敗とかで「あ、人に頼らないのって本当はいけないんだ」って初めて気づけて。
でも、ずっと「頼らないように」って思って生きてきた考えを変えることが難しくて、社会人になってからも分からないことを聞いたりするのが苦手で、結局またいろんな失敗をして……という感じだった。
ゲイツが失敗を指摘された時に「すぐに教えてもらえれば……」と言って、受け身な姿勢をさらけ出してしまったけれど、「分からないことが聞けない」私もそんな感じで、「自分で気づいて聞きにいけ!」みたいなのは本当に苦手なんです。
「自分でまずは何とかやらなくちゃいけないんだ。自分から頼ったら迷惑になるかもしれないから」 って思っちゃうから。
ゲイツの場合は派遣という立場もあっただろうし、あの険悪な職場で張り切って働くというところが「空気読めねえなコイツ」って感じでターゲットにされてしまったところもあったのかもしれないけど。
何かねぇ……ゲイツは自分を客観的に見てるみたいで辛かった。
でも、100%ゲイツが悪いのか?私もゲイツみたいに受け身だからゲイツを正当化しようとしてしまうのか?という葛藤が未だにあります。


何か自分の話に行っちゃったけど、そんなゲイツにとっての「人に恵まれた職場」が劣悪な環境のごみ捨て場の仕事だったというのがね……。
雇い主のじいちゃんは酷かったけど、「友達が欲しい」と願っていたゲイツが「友達を得る」夢を叶えられた職場。
ゲイツのことが尊重され、「一緒に働く仲間がいる」という実感が持てた環境。
みんな何かしらの理由で世間一般の仕事には就けなかったという背景があるからこその結束もあったのだろうと思うけど。
なんか、この人たちってそんなに「世間一般の仕事には就けない」のだろうかって思っちゃった。
可愛がってたヒョロが死んでしまい、そんなヒョロのことを蔑ろにしたじいさんをみんなで殺してしまい、そこからゲイツが「ヒョロの夢を叶えるために」動き出すわけだけど、もっともっと、ゲイツが「動き出せる」場所やタイミングは無かったのだろうか。
いやでも、「友達になる」夢を叶えてくれた仲間だったからこそ動き出せたわけで。
同じ背景を持っていなかったら、同じ職場でもこんなに仲良くなったかは分からない。
皮肉だけど、ゲイツの求めていたものは世間的には良好な場所ではなく劣悪な場所でしか見つからなかった。
ゲイツの夢は、この社会ではそんなに難しいことなのかな?
そして、ゲイツは「ヒョロの夢を叶える」目的を遂行する中で、他のシンブンシメンバーの夢も叶えようとする。
「でっかいことをやってやりたい」カンサイに、「シンブンシ」という世間を騒がす存在に変身する場を設け、「彼女が欲しい」ノビタには気になる女の子がいるお店で待ち合わせしたり、自首を止めたり(何故なら最後は全てゲイツが罪を被るから、ノビタをなるべく軽い刑で済ませて彼女のところにまた行けるように)、最後の浜辺ではノビタが女の子から借りた傘を大事に持っているのを見て(多分傘も彼女のことも)「大事にしろよ」と言う。
メタボには回らない寿司を誕生日にプレゼント……ただし、回らない寿司は本当はカウンターの寿司屋のことなんだけど、勘違いしてスーパーのパック寿司(^_^;)
ゲイツが勘違いしてると分かっても温かいシンブンシのメンバーたち、そんなメンバーたちのやり取りを温かく見守るゲイツ
もう1回言うけど、これって劣悪な環境下でしかできなかったことなのだろうか。
世間的に良好な環境の中ではできなかったのだろうか。


吉野さんは劣悪な環境下から世間的に良好と言われる環境に這い上がってきたわけだけど、前にも書いたけど、それは彼女がゲイツの追跡劇に見られるように「とにかく周りにどう思われようと突き進むことができた人」だったのがきっと大きい。
ゲイツはきっとそんな吉野さんの突き進む力に驚いたし、シンブンシの計画を進める上で脅威に感じたし、この人みたいにはなれないと思っただろうし、でもそれでも憧れただろうし、「この人なら僕の目的を伝えてもいい」という信頼感があったのだろうね。
あと、吉野さんは最初の方のカフェでシンブンシの被害に遭った大学生に対して物言うシーンがとっても好きなんだけど、観てる時は「その被害に遭っといて何故話を聞く場をカフェみたいな周りに聴こえる場所にしたんだ!」って心の中でツッコミ入れてた。
でも、考えてみたら、吉野さんなりの大学生に対する制裁だったのだろうと。
性的被害に遭った女の子をバカにした大学生に、女の人が多いカフェで自分がシンブンシにされた屈辱的な行為を話させる、でも話せなくて代わりに吉野さんが言うことで「何で警察まで自分をかばってくれないんだ…」と思わせたところに「のこのこついていくのが悪い」と大学生が女の子たちに向けて書いたのと同じ言葉を返す。
シンブンシとは違う形での制裁。
多分シンブンシの制裁よりもよっぽど効果てきめん。
吉野さんにはそういう理不尽な目に遭った人に寄り添えるところがあって、更にそこに人並み越えた粘り強さがあったから、彼女は這い上がれたのかなと。
吉野さんは親が給食費が払えないくらい困窮していたことから理不尽にいじめられていたわけだけど、吉野さんが専門とするネットの世界も理不尽なことがあらわになりやすい世界なわけで。
吉野さんだからこそ熱心に突き進める環境だったのかもしれない。
吉野さんはそういうものを見つけられたというのも凄く大きいのかもしれない。


まとまりのない感じになったな……案の定。
あとは役者さんたちについて。
恵梨香ちゃんは意志の強い刑事役にピッタリだなと。
あとは、最後にゲイツの本当の目的を知って抱きしめるシーンが凄く印象的でした。
吉野さんがゲイツの本当の目的に驚き、「なんでそんなことで大事を起こして死ななきゃいけないんだ」って怒り、でも「自分の正義を振りかざしたい人ではなくて、誰かを優しく思える人だったんだ」って安堵し……という複雑な感情があのシーンには凝縮されてたのかなと思います。
今回の映画宣伝中に恵梨香ちゃんが斗真とプライベートでも友達だということが判明したので、これからも仲良くしてほしいし、また共演してほしいなと思いました。
シンブンシメンバーも凄くハマってた。
亮平くんのカンサイの明るさは作品の大事なアクセントだったし、良々さんのメタボはゆるいキャラと衝動的にじいさんを殺すあたりのギャップが凄かったし、岳くんは斗真の言う通りで第一声を聞いた時に「ノビタだ!」と思わされました。
本当にこの4人+ヒョロの雰囲気が良かった!!
ヒョロ役の福山康平くん、初めての映画だったのに凄く凄く素晴らしかったです!!
願わくば、「予告犯」の演技でどこかの新人賞を獲らせてあげたいです。
VS嵐」で見た時も爽やかで高校生っぽい勢いがあって素敵な子だなと思ったんだけど、ヒョロには福山くんのそういう良さが凄く詰まっていて、ヒョロがみんなに愛されゲイツを大きく動かす原動力になったのがとても納得できる存在でした。
VS嵐」でも斗真はじめ「予告犯」チームのみんなが福山くんを優しく見守っているのが伝わってきたし、ヒット御礼舞台挨拶でも福山くんから現場で斗真が声をかけてくれた話をしてくれてたし、彼の存在がこの映画の大きな決め手だったと思います。
福山くんがこの映画をきっかけに大きく羽ばたいていきますように。
そして、斗真も6年前は映画界では新人だったのに、そうやって新しく映画の世界に来た役者さんを支えてあげる立場になってきてるんだなと思うと、感慨深かったです。
あとは、菜々緒ちゃんと窪田くんと小松さんの贅沢使いなキャスティングに、斗真をメジャードラマ枠に戻すきっかけを作ってくださった宅間さん、この映画で初めて見た坂口健太郎さん、あとは「軍師官兵衛」に引き続き嫌味なところのある役だった圭くんに、「ウロボロス」とは全然違う印象的だった滝藤さんと、キャストさんの見所が沢山でした。
そして、斗真は、新聞紙を被ってる時の細かな目の動きが秀逸。
更に、本当にこれが一番意外だったんだけど、仲間を見守るゲイツの優しい笑顔が強く印象に残りました。
亮平くんや恵梨香ちゃんが、「プライベートで見せる生田斗真の顔がフィルムに映ってる」と言ってくれていたけれど、ああいう優しい顔ができたのは、ひとえに他のキャストの皆さんのお陰でもあると思うのです。
私もああいう斗真さんの笑顔がフィルムに残ってくれて嬉しい。
あの優しい笑顔、大好きです。

「ウロボロス」個人的総括

はい、「予告犯」祭りが始まる前に、総括を書きたいと思います。



いやぁ、「ウロボロス」は、前のエントリーにも書いたけれど、現時点での生田斗真の集大成となる作品でした。
これまでの斗真さんのお仕事は全部この「ウロボロス」のためにあったんじゃないかというくらい。
いや、もしかしたら、原作初期に1度ドラマ化の話が出て斗真にも話が行ってたわけだから、その頃から意識してお仕事を選んできた……のかもしれない。
アクションもそうだし、恋愛シーンも、色んな感情を表すシーンも……今までに見た生田斗真の色んな作品が頭を駆け巡ると同時に、それでも見たことなかった姿が沢山見られたのが大きな収穫でした。
キスもハグもない(正確に言うとハグは最終回にあったけど)ラブシーンに、王子イクオっちに、ゾンビイクオっちに、タッちゃんに帰ろうと言ったイクオっちに……本当にハイライトがいっぱいありすぎます。
どのシーンでも、斗真が全身全霊をかけて作ってきたのが分かるし、その魂の熱さが画面を越えて伝わってきました。



そして、本当にこのドラマは、斗真さんだけでなく、共演者さんもスタッフさんも本当に熱かった。
熱いだけでなく、皆さん凄くプロフェッショナルだった。

まずは、小栗旬上野樹里という若手実力派の俳優さんたちの力量の凄さ。
「やっぱり旬くん凄いな〜」「樹里ちゃん素敵だな〜」と思ったシーンの多いこと多いこと。

旬くんは、原作の竜哉が本当にそのまま飛び出してきたみたいでビックリしたし、竜哉を大事にしながらドラマでも「ウラバラス」でも良い感じに肩の力を抜いてるところがとても「大人の役者さん」という感じがしました。
特にお化け屋敷で我那覇に結子先生を殺された悔しさからボロボロでも立ち向かっていくシーンが泣けました。
結子先生を想う竜哉の気持ちがバシバシ伝わってきて、「……うあーーーーっ!!!!」っていうあの叫びだけでも切なかった。
旬くんは、本当に斗真との演技の相性が良いと思うし、引き出してくれた部分が沢山あったと思います。
信長協奏曲」の合間に出てくれて本当にありがとう。

樹里ちゃんは、以前から好きな女優さんではあったのですが、あまりラブシーンで見てる方が萌えるタイプの女子なイメージがなかったんです。(多分のだめのせい)
実は以前、真木よう子さんにも同じことを思ってたんですが、「遅咲き」最終回の斗真との萌えなラブシーンですっかり私の中で「萌え女子」認定され、「問題のあるレストラン」も萌えながら見ていたという(爆)
なので、樹里ちゃんに関してもそういう逆転劇があるかも……と思ったら、案の定……むしろ予想以上の萌え女子でした!!!
屋上シーンや王子イクオっちシーンは本当に可愛すぎた。萌え。
そして、トンネルでイクオに消えるよと言われたシーンでは完全に私は美月ちゃんの味方でした。
本当に、視聴者を美月ちゃんに感情移入させるのが上手くて、美月ちゃんの気持ちを痛いほど近くに届けてくれて、美月ちゃんはもう樹里ちゃん以外に考えられません。

中年トリオも、あのヒリヒリ感と合間に見える遊び心が素敵だった。
あのお3方がいてくださったお陰で、すごく良いスパイスでした。
鋼太郎さんがどんな作品か知らずに「斗真と小栗が出るなら」って出演を快諾してくださった話には本当に感激しました。
橋之介さんの存在感と大人の余裕。
広末さんの優しくて母性に溢れてて「こんな先生だったら絶対に子どもに好かれていたよね」という説得力。
ウザ可愛い小夏先輩を演じて最後にキレキレアクションを見せてくれた清野さん。
視聴者に「金時計の男なの?どうなの?」と右往左往させた演技がお見事だった光石さん。
ブランクを感じさせない存在感で素敵な姐さんを演じてくださった武田さん。
「ウラバラス」では斗真と旬くんが自由に話せる空気を作って「ナマセファーン」も生み出してくれて、役でも遊びを入れつつ魅力的で愛される深町を作ってくれたムロさん。
途中参加にも関わらず、見た目はどう考えても怪しかったのに、那智くんを視聴者の懐にあっという間に飛び込むキャラクターにしてくれた綾野くん。(ちなみに「ウラバラス」のせいで綾野くんを見ると「ギョー」という言葉が頭を過る)
可愛かったちびイクタツと、まほろばの子どもたち。
第一署、第二署、公安に警視庁、新宿キッチン、毎回のゲスト出演者さんたち……。
本当に隅から隅まで愛してやまないキャストさんたちです。
あ、ゲストさんに関しては、皆さん本当に素晴らしすぎたけど、特に笠原さんと中野裕太くんが印象に残っています。


そして、スタッフ陣だと、何と言っても佐野プロデューサー!
TwitterFacebookにと細かく更新、寄せられる声に細かに応え、遂には「ウラバラス」の企画までやり、あまりの細かな働きに大丈夫なのかと心配になるほどでした。
でも、「ウラバラス」中にハイボール飲んでたことが分かって、「あ、意外と図太い方なんだな」と思ってそこからは安心したけれど(笑)
ウロボロス」の人気を支えるのにどれだけ大きな要因だったか。
そして、作品に対する熱を細かにダイレクトに届けてくれました。
Twitterに顔出しできない加工職人の作品も載せてくださいましたし、沢山の気遣いと試行錯誤、そして熱い思いをありがとうございました!
監督の皆さんも素晴らしかったし、脚本の古家さんも、Facebookで最終回のて展開に至った話を拝読して、やっぱり凄く素敵な脚本家さんだなぁと改めて思いました。
音楽も素晴らしかった。
木村秀彬さんが作った音楽の世界観がドラマの世界を凄く盛り上げてたし、「ナマセファーン」……もとい、「No one」も本当に良かった。
ウロボロス」のサウンドトラックのうち数曲は、既に着うたダウンロードしました(笑)
音楽といえば、嵐も!
嵐ファンの皆さんの中には「やっぱり出てほしかった」という方もいらっしゃったかもしれないけど、主題歌での貢献がどれだけ大きかったか!
回を追うごとにどんどんドラマの世界に溶け込んでいって、パフォーマンスも凄く誠実に、松本さんに至っては金時計までつけてやってくれて(笑)、ついでに嵐ファンの皆さんも視聴に引き込んでくれて。←
嵐さんも本当にありがとう。
ね、年末の歌番組で、良かったら、歌って……ね……。(遠慮気味)





ウロボロス」は、「花ざかりの君たちへ〜イケメン・パラダイス〜」を視聴してた時の感覚に凄く似ています。
それは斗真・小栗コンビのキャスティングだけではなくて、画面からとことん熱が伝わりまくってくるところ。
「イケパラ」は、俳優さんたちが一見くだらないことでも沢山こだわって積極的に意見を出したことで、アホなことを全力でやってる、でもそれが青春らしい熱さに変わって「イケメン」だけではない魅力を放っていく作品になったから、あんなに人気が出たんだと思うんです。
ウロボロス」も、シリアスな作品だけど、画面のどこを見ても作品を良くしよう、良いものを見てもらおうという熱がバシバシ伝わってきました。
だから、ただのイケメンの復習劇ではなく、凄く人間くさくて思わず感情移入して、最終回では「死なないでー!」って思うような作品になったんじゃないかな。
勿論、どんな作品でもいい加減な気持ちで作ったり演じたりしてるわけではないだろうけど、この2作品に関しては、ずば抜けて現場の熱い空気がそのまま画面を通して受け取っている人が多いような気がします。
だからこそ、ファンも熱かった。
「イケパラ」の時はその熱が視聴率という形で表れ、イケメンウィークやら最終回2時間スペシャルやら、その後のスペシャルやらへ繋がっていくほどでした。
今回は、視聴率という具体的な形にはならなかったかもしれないけど……。
ジャニーズの中でも大人しいと言われる斗真ファンが熱くなり、元々熱いところがあったであろう旬くんや樹里ちゃんのファンも熱くなり、単純にドラマを愛して熱いファンになった人もあり、1話終わるごとに色んな解釈や感想が駆け巡って本当に面白かったです。
そして、「続編は絶対にない」と言い切っていた製作側も、最後の最後に意味深な言葉を残していましたしね……。
熱いファンがついた作品は、強いよね。



本当に、このタイミングで、このキャストとスタッフが集まって、そして斗真さんがそこに主演としていた奇跡。
奇跡が沢山沢山詰まった作品です。
本当に本当に、ありがとうございました!!!!